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どわっ!
2008.11.25 00:45
今、右側のメロのぴーがおかしなことを言っていた。
「一緒にエッチできる友達がほしいな」
だめ!友達とエッチしちゃだめだよ!!
最近成長して、白黒になったんだ。ダルメシアンっぽい。
ちなみに、先代のメロのるるは、いつも腹黒い友達を欲しがっていた。
「一緒にエッチできる友達がほしいな」
だめ!友達とエッチしちゃだめだよ!!
最近成長して、白黒になったんだ。ダルメシアンっぽい。
ちなみに、先代のメロのるるは、いつも腹黒い友達を欲しがっていた。
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おなかすいたよねむいよ
2008.07.11 20:35
むちゃぶりをしてたことを忘れてましたよ御舟さん。あー、私信にならないように説明すると、7月2日の最後の方の話題ですよ。
卑猥ト描いて欲しいよ見たいよ。まだPV一個もなかったよ。かいとと『俺』(マスターか見てる人)でお願いしたいよ。あ、別に相手は女の子でいいよ。男でもいいけど。
最初御舟さんを誘ったのは、初体験の動画というジャンルにみんなで渡れば怖くない的なお誘いなんだけど、純粋に御舟さんの卑猥トを見たくもある。袋に入ってるアレを咥えてんの。あ、アイスのスプーンね。
でもまそほはマセ恋歌じゃなくてツンデ恋歌を作りたくなってきた。
マセ恋PVは何個かあったから。でもツンデ恋はなかった。しかしメガネのレンに一抹の不安が…。
ためしにいたずらがきしてみた。
予想的中。コナンになったよ!
ツンデレだから学園ものがええねんけどー。しかしブレザー+メガネはコナンになるー。セーラー?ううん悩ましい。
いつもはさ、日の目を見ない同人の中でもさらに後ろめたいナマモノ同人やってるからさ、たとえばボカロとかジャンプとかちょっと覗き見すると楽しくなっちゃう。ギアスのページ作ろうかな~。描けないけど練習のために。小説でもいいし。あっ、もしやこのR2に乗っかって同人始めるべきやったんかな?オンリー行けばよかったかな。ルルシー前提のスザルルで。ルルーシュが「また選択を間違えたか!?くそっ、こんな時にシーツーがいれば…」って思ってるの激萌え。実はスザクの方が腹黒いよね。お父さん殺して何食わぬ顔して暮らしてるんだから。あ、ほんとはトラウマになってんのは分かるよ。でもお兄さんを殺して吐いてるルルーシュに比べると、例えばユフィの敵ってゼロを狙うのも結局はエゴじゃん。いつの間にか抱える荷物が増えてるゼロに対して、スザクは今もまだルルーシュとナナリーだけだし。
と、腹黒い部分について語りましたが、実はね、気になってることがあってね。
一期の最終回にさ、スザクとルルーシュが電話するじゃん。スザクがね、「僕は、人を殺すために戦いに行く」って言うんだ。で、ルルーシュが「俺はもう決めたよ」って答えるんだ。でね、ルルーシュがゼロだってスザクが知るじゃん。で、ルルーシュを皇帝に引き渡してスザクはラウンズになるじゃん。
スザクはさ、ゼロを殺しに戦いに行ったのにルルーシュを殺してないんだよね。ルルーシュは「人非人だ!」とか言ってるけどつまりルルーシュを殺せなかったんだよね?萌える。しかも皇帝もルルーシュの記憶を改ざんしただけ。息子が実は可愛いのかな?んでね、「もう決めた」って言ってたルルーシュはね、スザクに銃口向けられて笑ってんの。何を決めたんだよ!あれか?敵同士の男の友情によくあるあのセリフなのか!?萌えすぎる!!
どわっ、ボカロよりギアスについて語ってる!やっぱギアスページ作るべきか!そしたらブログで語らなくてすむもんね。
卑猥ト描いて欲しいよ見たいよ。まだPV一個もなかったよ。かいとと『俺』(マスターか見てる人)でお願いしたいよ。あ、別に相手は女の子でいいよ。男でもいいけど。
最初御舟さんを誘ったのは、初体験の動画というジャンルにみんなで渡れば怖くない的なお誘いなんだけど、純粋に御舟さんの卑猥トを見たくもある。袋に入ってるアレを咥えてんの。あ、アイスのスプーンね。
でもまそほはマセ恋歌じゃなくてツンデ恋歌を作りたくなってきた。
マセ恋PVは何個かあったから。でもツンデ恋はなかった。しかしメガネのレンに一抹の不安が…。
ためしにいたずらがきしてみた。
予想的中。コナンになったよ!
ツンデレだから学園ものがええねんけどー。しかしブレザー+メガネはコナンになるー。セーラー?ううん悩ましい。
いつもはさ、日の目を見ない同人の中でもさらに後ろめたいナマモノ同人やってるからさ、たとえばボカロとかジャンプとかちょっと覗き見すると楽しくなっちゃう。ギアスのページ作ろうかな~。描けないけど練習のために。小説でもいいし。あっ、もしやこのR2に乗っかって同人始めるべきやったんかな?オンリー行けばよかったかな。ルルシー前提のスザルルで。ルルーシュが「また選択を間違えたか!?くそっ、こんな時にシーツーがいれば…」って思ってるの激萌え。実はスザクの方が腹黒いよね。お父さん殺して何食わぬ顔して暮らしてるんだから。あ、ほんとはトラウマになってんのは分かるよ。でもお兄さんを殺して吐いてるルルーシュに比べると、例えばユフィの敵ってゼロを狙うのも結局はエゴじゃん。いつの間にか抱える荷物が増えてるゼロに対して、スザクは今もまだルルーシュとナナリーだけだし。
と、腹黒い部分について語りましたが、実はね、気になってることがあってね。
一期の最終回にさ、スザクとルルーシュが電話するじゃん。スザクがね、「僕は、人を殺すために戦いに行く」って言うんだ。で、ルルーシュが「俺はもう決めたよ」って答えるんだ。でね、ルルーシュがゼロだってスザクが知るじゃん。で、ルルーシュを皇帝に引き渡してスザクはラウンズになるじゃん。
スザクはさ、ゼロを殺しに戦いに行ったのにルルーシュを殺してないんだよね。ルルーシュは「人非人だ!」とか言ってるけどつまりルルーシュを殺せなかったんだよね?萌える。しかも皇帝もルルーシュの記憶を改ざんしただけ。息子が実は可愛いのかな?んでね、「もう決めた」って言ってたルルーシュはね、スザクに銃口向けられて笑ってんの。何を決めたんだよ!あれか?敵同士の男の友情によくあるあのセリフなのか!?萌えすぎる!!
どわっ、ボカロよりギアスについて語ってる!やっぱギアスページ作るべきか!そしたらブログで語らなくてすむもんね。
わああああ!
2008.07.04 23:45
た、誕生日が終わっちゃう!!やばい!あの、これからイラスト描くんで待っててください。
何で誕生日当日ってかむあぽんしやすいんでしょうね。確かうえぽむの時もそうだった。
ところで、今日の昼ごろ、「オレンジ!オレンジ!」と叫ぶ女の子とすれ違いました。
お母さんらしき人が「あきちゃん、そろそろやめたら?」というのも聞かず、ずっとオレンジを呼んでいました。
それは、あれですか、あの、ジェレミア卿のことですよね、分かりますv
友達がこないだの学園ものと化していたギアスだけ見たらしく、今日、世界観について説明するのが大変でした。ルルーシュはブリタニア皇帝の息子でブリタニアに対して反逆していて、日本人のスザクは日本を植民地から解放しようとしている黒の騎士団の敵。ややこしい。さらにロロとかシャーリーとかルルーシュが記憶を失くしている設定なこととかわけ分からん!あっ、『赤い髪のモビルスーツみたいなのに乗ってる女の子』ってカレンのことかと思ってたらアーニャのことだった!間違えたごめん。
そうそう、やっぱりニンジャは天然だよね!咲世子はあれか、鷹村家の末裔か?凄腕かつ天然のSP。あっ、そーいや日本の学園関係者のSPだ!
ルルたんの中で、テロ活動とデートが目下の悩みとして並んでる辺りがかわいい。
わーあの舞台組の二人はすげーな!魔王。
何で誕生日当日ってかむあぽんしやすいんでしょうね。確かうえぽむの時もそうだった。
ところで、今日の昼ごろ、「オレンジ!オレンジ!」と叫ぶ女の子とすれ違いました。
お母さんらしき人が「あきちゃん、そろそろやめたら?」というのも聞かず、ずっとオレンジを呼んでいました。
それは、あれですか、あの、ジェレミア卿のことですよね、分かりますv
友達がこないだの学園ものと化していたギアスだけ見たらしく、今日、世界観について説明するのが大変でした。ルルーシュはブリタニア皇帝の息子でブリタニアに対して反逆していて、日本人のスザクは日本を植民地から解放しようとしている黒の騎士団の敵。ややこしい。さらにロロとかシャーリーとかルルーシュが記憶を失くしている設定なこととかわけ分からん!あっ、『赤い髪のモビルスーツみたいなのに乗ってる女の子』ってカレンのことかと思ってたらアーニャのことだった!間違えたごめん。
そうそう、やっぱりニンジャは天然だよね!咲世子はあれか、鷹村家の末裔か?凄腕かつ天然のSP。あっ、そーいや日本の学園関係者のSPだ!
ルルたんの中で、テロ活動とデートが目下の悩みとして並んでる辺りがかわいい。
わーあの舞台組の二人はすげーな!魔王。
Romantic Phisics 2
2008.06.13 20:14
「前から気になってることがあるんだけどさ」
気づいていないのか、故意に無視しているのか。君は顔も上げないけれど、気にしない。
「複素数って何?」
机の上に乗り出してその手元を覗く。文字を一生懸命書いているようだが、黒くなっていく紙面を見ただけで中身を読む気がしない。
「習ったでしょ?自乗するとマイナスになる数だって」
右手を止めず、答えを返してくれた。それに頷く。
「それは知ってる。でもその意味が分からない」
ペンが止まった。ちらりと手元から目を上げて、目が合った。
「意味?」
「そうそう」
めんどくさそうに眉が下りた。口はへの字に曲がっている。
「意味なんてないよ。だって本当はない数なんだから」
思わず目を丸くした。
「ないの?」
こっちの反応には興味がないようで、再びペンが動き始める。
「ないよ。例えば林檎を数える数は本当にあるよね?それを、『実際にある数』だから実数って呼ぶでしょ。虚数は実際にはない数だよ」
そうなのか。それではなおさら。
「実際にない数について、どうしてこんなに考えなきゃいけないの?」
実際にない数字が、本当になかったら、自分の数学だってもう少しはどうにかなったのではないか。
君はもう一度顔を上げて、こちらをじっと見た。考えるように首をかしげていて、それから持っていたペンを置いて、背筋を伸ばしてくれた。
「あのね」
やっと自分を見てくれた。
「うん」
頷き返すと、とっかかりを探すように指が宙を動いて、人差し指がぴっと立った。
「確かに見えない数なんだけど、それがあるって思った方がしっくりくるんだよ。粒子の動きを考えるときとかね、計算途中には虚数単位が出てくる。でもそのまま計算していけば、最終的に実数の値になる。物理現象は、つまり見えてる粒子の動きは、実際にある実数にならなくちゃいけないから」
えっ?それって。
「それって、そんなご都合主義の理由なの?」
「ご都合主義、ってゆーか、……、うーん」
人差し指がくるくる回る。その指先をじっと見つめた。
「見えないものが見えてるものの行動を説明できるって、結構普通でしょ?それが、数字になっちゃってるだけで」
そう言われたら、そうだろうか。つまり。
「つまり、君が実際に手を止めてちゃんと相手してくれているのは、見えない君の心の中で、その仕事よりこの話の方が大きい数字だってこと?」
つまり、大事だってこと。
本当は、複素数なんて興味ない。興味があるのは君とお話すること。君は、気付いて相手してくれているんでしょ。
その目がきょとんと固定されて、唇が少し突き出している。
「虚数には大小はないから」
がくりとした。自分の知識のなさをさらけ出した結果だ。
机に突っ伏したら、その頭の上で小さく笑い声が聞こえた。
「ああ、確かに心は似てるかな」
問おうと顔を上げようとしたが、かなわなかった。
「君と比べられるものなんてないよ」
真っ赤になった顔をもう一度机に押しつけた。
目指すは砂糖吐き小説です。いえあ!
一人称を出さないようにするのが非常に難しいです。二人称は少し迷った末に二人とも「君」にしました。これ、モデルがいて、そしたら理系の方は「お前」って言いそうなんだけど、まいっか。
虚数って、皆さん覚えていますか?まだ習っていない人もいますかね??
まそほは虚数にすごく疑問を感じていたんですけど、最近読んだホーキング博士の本に、ある方法を使って計算して、現実がうまく説明できればそれを採用する、って書いてあって、なるほど、そういう考え方か~、と思ったので。ホーキング博士は見本みたいな実証主義者で物理学者なので、数学は道具、世の中に確かにあるものしか信じない、という思想なんですね。さすがにそこまで白黒はっきりできないですけど、納得はできます。
気づいていないのか、故意に無視しているのか。君は顔も上げないけれど、気にしない。
「複素数って何?」
机の上に乗り出してその手元を覗く。文字を一生懸命書いているようだが、黒くなっていく紙面を見ただけで中身を読む気がしない。
「習ったでしょ?自乗するとマイナスになる数だって」
右手を止めず、答えを返してくれた。それに頷く。
「それは知ってる。でもその意味が分からない」
ペンが止まった。ちらりと手元から目を上げて、目が合った。
「意味?」
「そうそう」
めんどくさそうに眉が下りた。口はへの字に曲がっている。
「意味なんてないよ。だって本当はない数なんだから」
思わず目を丸くした。
「ないの?」
こっちの反応には興味がないようで、再びペンが動き始める。
「ないよ。例えば林檎を数える数は本当にあるよね?それを、『実際にある数』だから実数って呼ぶでしょ。虚数は実際にはない数だよ」
そうなのか。それではなおさら。
「実際にない数について、どうしてこんなに考えなきゃいけないの?」
実際にない数字が、本当になかったら、自分の数学だってもう少しはどうにかなったのではないか。
君はもう一度顔を上げて、こちらをじっと見た。考えるように首をかしげていて、それから持っていたペンを置いて、背筋を伸ばしてくれた。
「あのね」
やっと自分を見てくれた。
「うん」
頷き返すと、とっかかりを探すように指が宙を動いて、人差し指がぴっと立った。
「確かに見えない数なんだけど、それがあるって思った方がしっくりくるんだよ。粒子の動きを考えるときとかね、計算途中には虚数単位が出てくる。でもそのまま計算していけば、最終的に実数の値になる。物理現象は、つまり見えてる粒子の動きは、実際にある実数にならなくちゃいけないから」
えっ?それって。
「それって、そんなご都合主義の理由なの?」
「ご都合主義、ってゆーか、……、うーん」
人差し指がくるくる回る。その指先をじっと見つめた。
「見えないものが見えてるものの行動を説明できるって、結構普通でしょ?それが、数字になっちゃってるだけで」
そう言われたら、そうだろうか。つまり。
「つまり、君が実際に手を止めてちゃんと相手してくれているのは、見えない君の心の中で、その仕事よりこの話の方が大きい数字だってこと?」
つまり、大事だってこと。
本当は、複素数なんて興味ない。興味があるのは君とお話すること。君は、気付いて相手してくれているんでしょ。
その目がきょとんと固定されて、唇が少し突き出している。
「虚数には大小はないから」
がくりとした。自分の知識のなさをさらけ出した結果だ。
机に突っ伏したら、その頭の上で小さく笑い声が聞こえた。
「ああ、確かに心は似てるかな」
問おうと顔を上げようとしたが、かなわなかった。
「君と比べられるものなんてないよ」
真っ赤になった顔をもう一度机に押しつけた。
目指すは砂糖吐き小説です。いえあ!
一人称を出さないようにするのが非常に難しいです。二人称は少し迷った末に二人とも「君」にしました。これ、モデルがいて、そしたら理系の方は「お前」って言いそうなんだけど、まいっか。
虚数って、皆さん覚えていますか?まだ習っていない人もいますかね??
まそほは虚数にすごく疑問を感じていたんですけど、最近読んだホーキング博士の本に、ある方法を使って計算して、現実がうまく説明できればそれを採用する、って書いてあって、なるほど、そういう考え方か~、と思ったので。ホーキング博士は見本みたいな実証主義者で物理学者なので、数学は道具、世の中に確かにあるものしか信じない、という思想なんですね。さすがにそこまで白黒はっきりできないですけど、納得はできます。
Romantic Phisics
2008.06.06 18:36
雨が降ったり、じめじめしたり、暑かったり、晴れていたり。
梅雨の昼間は空への憎しみしか感じない。
それでも夜になればまだまだ涼しく、部屋の窓を開けて座れば、裸足の足の下のさびしい道路や、地上のネオンに負けそうな星空が気分を浮き立たせる。そういえば、大好きな夏が近づいているのだ。
隣のぬくもりがふ、とため息をついた。
「もっと星が見えるところに行ってみたいなあ」
横顔は、空をぼんやりと見ている。こちらのことなど忘れたように。
「行こうか、一緒に」
少し悔しくて声をかけた。きょとんとした瞳と目を合わせて笑ってみせた。
「旅行とか」
照れるか喜ぶかと思ったが、どちらでもなかった。ぼんやりしたまま目線を上空へ戻す。
「うーん、それはいいや」
むっとした。自分で言い出したくせに。
「ねえ、あの、宇宙の暗い場所には何があると思う?」
やはりぼんやりと、独り言のように呟いたが、これは質問なのだろう。
「さあ。何もないんでしょ?」
投げやりに答えてやった。両足をゆらゆら揺らしたら、ぽつりと立っている街灯が残像を残しながら揺れた。
「本当はね」
隣の両足が動いて、身を乗り出したようだった。
「無数の星があるんだ。宇宙はずっと広がっていて、ほとんどの場所が本当は輝いている。光のない場所もあるけど」
「光のない場所には何もないの?」
「いや」
見上げたら目が合って、予想していなくてドキドキした。
「ブラックホールとか」
夜というものは真っ暗ではないのだ。暗い夜空にも星の光があるように。わずかな光をその目が反射して、自分を見ているのが分かる。
「ブラックホールの表面ではね、時間は永遠に続くんだ。だから世界一速い光でも、入ったら出てこられない。永遠に落ちているから」
その瞳に吸い込まれてしまう、と思ったとき、ふっと視線が逸らされた。
「だからね、ブラックホールは光がないんだ」
また横顔。唇を尖らせてみるけど、宇宙に心を吸い取られた人には届かない。
もしも一緒に、ブラックホールに吸い込まれたら。
君とずっと、見つめあったまま。
永遠に、一緒にいられるのに。
生粋の文系の先輩が、科学は深読みするとエロいと言いながら後輩と一緒に実験のテキストを読んで興奮していました。あー、うーん、科学用語のことかなあ?
あんまり短いのでブログに書いてみた。テーマは、恋愛物理学。いや、物理恋愛学?ノーマルカプでもヨコシマカプでも薔薇でも百合でもなんでも妄想してください。例えば宇宙ラバーなかまるとロマンチストかめなしとか、あ、別に中丸夢小説でもええよ。あとは不二先輩と菊丸とか、立夏と草灯とか、立夏とユイコとか、関西弁にしたらこうつよもいけるかもしれん。
思いついたら続くかも。
梅雨の昼間は空への憎しみしか感じない。
それでも夜になればまだまだ涼しく、部屋の窓を開けて座れば、裸足の足の下のさびしい道路や、地上のネオンに負けそうな星空が気分を浮き立たせる。そういえば、大好きな夏が近づいているのだ。
隣のぬくもりがふ、とため息をついた。
「もっと星が見えるところに行ってみたいなあ」
横顔は、空をぼんやりと見ている。こちらのことなど忘れたように。
「行こうか、一緒に」
少し悔しくて声をかけた。きょとんとした瞳と目を合わせて笑ってみせた。
「旅行とか」
照れるか喜ぶかと思ったが、どちらでもなかった。ぼんやりしたまま目線を上空へ戻す。
「うーん、それはいいや」
むっとした。自分で言い出したくせに。
「ねえ、あの、宇宙の暗い場所には何があると思う?」
やはりぼんやりと、独り言のように呟いたが、これは質問なのだろう。
「さあ。何もないんでしょ?」
投げやりに答えてやった。両足をゆらゆら揺らしたら、ぽつりと立っている街灯が残像を残しながら揺れた。
「本当はね」
隣の両足が動いて、身を乗り出したようだった。
「無数の星があるんだ。宇宙はずっと広がっていて、ほとんどの場所が本当は輝いている。光のない場所もあるけど」
「光のない場所には何もないの?」
「いや」
見上げたら目が合って、予想していなくてドキドキした。
「ブラックホールとか」
夜というものは真っ暗ではないのだ。暗い夜空にも星の光があるように。わずかな光をその目が反射して、自分を見ているのが分かる。
「ブラックホールの表面ではね、時間は永遠に続くんだ。だから世界一速い光でも、入ったら出てこられない。永遠に落ちているから」
その瞳に吸い込まれてしまう、と思ったとき、ふっと視線が逸らされた。
「だからね、ブラックホールは光がないんだ」
また横顔。唇を尖らせてみるけど、宇宙に心を吸い取られた人には届かない。
もしも一緒に、ブラックホールに吸い込まれたら。
君とずっと、見つめあったまま。
永遠に、一緒にいられるのに。
生粋の文系の先輩が、科学は深読みするとエロいと言いながら後輩と一緒に実験のテキストを読んで興奮していました。あー、うーん、科学用語のことかなあ?
あんまり短いのでブログに書いてみた。テーマは、恋愛物理学。いや、物理恋愛学?ノーマルカプでもヨコシマカプでも薔薇でも百合でもなんでも妄想してください。例えば宇宙ラバーなかまるとロマンチストかめなしとか、あ、別に中丸夢小説でもええよ。あとは不二先輩と菊丸とか、立夏と草灯とか、立夏とユイコとか、関西弁にしたらこうつよもいけるかもしれん。
思いついたら続くかも。